MBTIとは?
MBTIは、ユングのタイプ論を元に作られ、世界45か国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査です。日本では2000年から導入され、19万人以上が活用しており、MBTIの有益性は、諸外国と同様、さまざまな分野で急速に認められ始めています。
MBTIは、私たち一人ひとりが自然と行なっているものの見方、判断の仕方、興味関心のエネルギーの方向といった『心の認知パターン』について理解を深めるメソッドです。
あなたの認知スタイルの「強み」、「興味関心の源泉」、「成熟のポイント」、「対人関係の癖」などが理解できるようになります。
また、多くの心理検査とは異なり、結果が出たらそれで終わりというものではありません。
認定を受けるための試験に合格した認定ユーザー(なんと!人生で2回しか受験できないのですwww 難関!?)が、ユングのタイプ論をベースに専門的な知識と技術で、受検者が自分自身を深く理解するためのプロセスを重視します。
MBTIは、自分自身を他人と比較するのではなく、自分の中から固有の特性を見つけることに焦点を当てています。たとえば、一般的に「明るい人」と言われる場合、それはある基準との比較に基づいています。
しかし、MBTIは相対的な評価ではなく、絶対的な見方をすることで、自分自身を理解するのに役立ちます。
MBTIを受けることで、自分の情報の取り方や判断の仕方、人との接し方がよく理解できので、フィードバックのプロセスでは、「私ってそんな感じ!」という感覚を味わえます。
また、他人とのコミュニケーションにおいても、相手のタイプが異なると、同じ言語を使っていても言葉が通じにくいことがあります。なので、MBTIを理解することで、他人との誤解や衝突の原因を知ることができ、コミュニケーションにも役立ちます。
16personalitiesとの違い
16personalitiesは特性論がベースであり、他者との比較や相性を見ています。
一方、MBTIはタイプ論であり、他者との比較をしない絶対評価です。特性論では、優劣が生じやすいですが、MBTIでは良いも悪いもなく、強い弱いもありません。
例えばこんな感じです。
MBTIのEI指標
E(外向)
外界と接することでエネルギーチャージをする
I(内向)
内省してエネルギーをチャージする
16personalitiesのEI指標
E(外交的)
社交的、積極的、人と接するのが好き
I(内向的)
内気、消極的、おとなしい
どうですか?
社交的や積極的って褒め言葉で使われることが多いですよね。
なので、この能力が高い方が優れていると思ったりしませんか?
消極的となるとなんかマイナスなイメージを持ったりしますよね。
特性論で見てしまうとどちらかが優れていて、どちらかが劣っているように見えてしまいます。
多くの方がネットで手軽にできる『16personalities』。
韓国で流行ったアルファベット4文字であらわすことが増え、それがMBTIと誤解としている方も多いと思います。
ただ、これらは全くの別物なのでMBTIがあらわす「ESFJ」と16personalitiesがあらわす「ESFJ(領事官)」は異なります。
性格が悪いタイプとか、頭がおかしいタイプとか言われると傷つきますよねwww
興味がある方は、本物のMBTIを受けてみることをお勧めします。
自分で言うのもなんですが、結構おもしろいですよ~(笑)
自分自身を深く理解するための第一歩となります!